生き物大好き

7歳の息子が好きな生き物の飼育日記です。

ナナフシの飼育


ナナフシのエサはバラ科ニレ科などの植物の葉

うちの庭にはバラとバラ科の梅の木やアンズの木があるため餌に困ることはないのが良かった。

バラ科のサクラも食べますが、管理の行き届いてる公園などのサクラは消毒されてるかもしれないので注意がひつようです。

3年間飼育した結果、餌さえ十分にあればほぼ1年間生きていけます。

 

11月になり自然で餌がない場合は花屋さんに売ってるレモンリーフを与えます。

レモンリーフはかなり硬い葉なのでナナフシの赤ちゃんには無理ですが、水さえ毎日かえればほぼ1か月もつので経済的です。

 

我が家では、4月から10月まではアンズと梅の葉を与えますが、気温が高い夏は葉を挿してる水が温められ1~2日でしおれて交換しないといけません。

 

4月生まれのナナフシは9月ころには成虫になりタマゴを生み出します。

ナナフシは単為生殖のためメスだけでタマゴを産んで命をつなぎます。

 

タマゴを生み出すと2~3日おきに3~6個のタマゴが湿ったスポンジなどに産み付けられます。

 

自然界では、ナナフシはタマゴを地面に産み落とすと書いてますが、飼育してるナナフシは湿ったスポンジを置いてると必ずスポンジに産んでます。

明らかにスポンジに突き刺してるタマゴやスポンジの後ろに隠すように産み付けてるタマゴがあります。

自然界では地面に降りるのは危険を伴うためタマゴを産み落とすかもしれませんが、飼育下のナナフシはタマゴが孵化する最適な場所を探して産んでると思います。

 

4月生まれたナナフシはおそらく3月まで生き続け、その間産むタマゴは200~400個くらいかな?

産んだタマゴを湿った腐葉土のケースと湿ったミズゴケのケースにそれぞれ入れ、室内と外で管理しました。

スズムシのタマゴの管理と同じで最初の3か月だけ湿らせて、後は乾燥し、3月から再び湿らせるという具合に。

 

かなりのタマゴを管理しましたが、外で管理してた腐葉土のケースから1匹だけ無事孵化しました。

室内で管理してた飼育ケースの湿ったスポンジから5匹孵化しました。

 

 

とりあえず、冬の寒さを経験しないとタマゴが孵化しないというキリギリスのタマゴのような管理は必要ではないが、圧倒的に孵化率が悪く、どう管理したらいいかまだ分からない。

100こ以上タマゴを採取して管理したが、5匹だけが孵化しました。

 

写真は6月5日に遅れて孵化したエダナナフシの赤ちゃんです。

体長は1.5センチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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