スズムシの飼育2
スズムシの飼育には、ほとんど土を使うように書かれてます。
土を使うと、どうしてもコバエが湧いてしまう。
以前、コバエ対策としてカモ井の粘着テープを使う方法を記載しましたが、
あまりコバエが増えすぎてからでは意味がありません。
また、暑さによって粘着テープの粘着物質が垂れてくることがあります。(ごく稀)
今年3匹、この垂れてきた粘着物質に捕まって動けなくなり亡くなったスズムシがいます。
そこで、コオロギの繁殖には土なんて使いません。
スズムシでも土なんか使わなくて飼育できるんではないかといろいろ調べてみると。。。
ヒットしました。
やっぱり土を使用せず飼育してる人たちがいました。
もちろん成体になってから、タマゴを産ますのなら最低限の土の場所を作ったりしますが。
この方法を乾式と呼んでるようです。
我が家でも乾式飼育を取り入れてみました。
これが乾式飼育です。
餌皿を使う人やうちのように直置きする人もいます。
1か月間乾式飼育をして分かったこと。
土を使うと、スズムシの糞(たいていスズムシは上に向けて糞をするので、ケースの壁に糞がついてたり、落ちてきて下に転がったり)が、かなり気になる。
土をしいてる場合、土に落ちてきた糞はあまり気になりませんが、乾式の場合、下が汚れてかなり気になります。
コバエの発生は激減します。
土がなくてコバエがタマゴを埋める場所は濡れたトイレロールの塊だけで、そのトイレロールの塊も1週間たたないうちに新しいトイレロールの塊に変わるため。
また、スズムシが安心して止まっていられる垂直の炭やクヌギの皮がほとんど設置できない。
賛否両論あると思いますが、うちでは乾式飼育はすべてやめました。
一番の問題は、スズムシが安心して生活できない環境。
やっぱり土がないと。。。。。
うちでは土は、無機質の赤玉土細粒と川砂を混ぜたもの。
ハンミョウの飼育に使ってるため。
保水性も良くて、有機質の腐葉土などに比べるとコバエや虫の発生は少ないため。