生き物大好き

7歳の息子が好きな生き物の飼育日記です。

ナミハンミョウの飼育

ナミハンミョウが5匹羽化しました。

 

去年の7月18日に成虫を4匹捕まえて育てて、1か月でタマゴをたくさん産んだので元の場所に帰しました。

そのタマゴが4~5ミリくらいの1令幼虫になり、2令、3令となり、そのまま11月に冬眠し、巣穴も開かないし、死んでしまったのかと思ってたら、成虫になって出て来ました。

 

今回羽化したのは個別飼育してた11匹のうち5匹。

 

ハンミョウを飼育してる人が少なくて、また、餌の確保も難しくて大変でした。

 

まず、1令幼虫は1令のフタホシコオロギを与えました。

 

3週間から1か月で2令幼虫になり、ここで11匹だけ個別飼育に取り出しました。

これが個別飼育の容器。

100均のパスタケースです。

下の写真はおそらく2令幼虫の頃かな?

 

2令になると体長1センチ前後になり、かなり大きくても巣穴に引きずりこんで食べてくれます。

このころから体液を吸って残った皮などが巣穴の周りに放り出されるため、ピンセットで掃除をする必要があります。

 

それと、巣穴が深くなり集団飼育では共食いも始まります。

 

それから1か月で3令になり、体長は大きい子で2センチぐらい。

 

集団飼育のほうは、はじめ50匹前後いたが、どんどん数が減って20匹くらいで冬眠しましたが、4月に餌を入れると日に日に巣穴が出来てきて6月まで餌を食べてました。

6月にはすべて穴は無くなり、現在サナギになってると思います。

 

個別飼育では冬眠から開けて一度も巣穴が出来なかったため4月にはそのままサナギになって5月20日に最初の1匹が羽化しました。

 

ナミハンミョウはかなりいろんな所に探しに行ったが、なかなか見つからず大変だったのと、床剤の赤玉土と川砂の混合土を作るのが大変、また成長に合わせた生きた餌の調達に苦労しました。

 

集団飼育からは、何匹か成虫になって出てくると思いますが、その時はもっときれいな写真をアップしたいとおもいます。

 

成虫になった5匹は親が元気に飛んでいた広場に帰しに行きました。